新卒時代猛烈に働き、その後多くの方の心のケアをカウンセラーとしてサポートする森友さんに「働く意義」について聞いてみました。


新卒入社したマスメディア業界で猛烈に働き、
その後結婚を機に自分のやりたいことに挑戦し、
現在ではカウンセラーとして独立されている森友さん。

日本で資格取得後アメリカでも研修を重ねた知識を活かし、
多くの方々の心のケアをサポートするカウンセリングの仕事を通して感じる
「働く」についてお聞きしてみました。

-経歴を教えてください。

大学卒業後、新聞社に就職しました。
当時、全く検討もしていなかった業界だったんですが、ゼミの教授より勧められまして。(笑)
いろいろな勉強ができるんだろうなという程度で就職することに決めたんです。
仕事は大変だけど楽しかったですね。新聞社、出版社とマスコミ畑で働きました。
取材に行ったり、編集をしたり、記事やコラムを書いたり。
営業のサポート業務をしたりなどいろいろと経験をさせていただきました。

ただ、一方で大変忙しかったこともあり体調を壊してしまいまして…
当時は週休1日。土曜日も仕事は当たり前、深夜まで働き詰めでした。
そのため、一旦体を休めようと休職から退職へと。

-働き方がハードだったんですね…

そうですね。
今ほど「働き方」について考えるという風潮もなかったので、その時はそれが普通でした。
で、なんと結婚をすることになって一旦は家庭に入る選択をとりました。

-現在されているカンセラーの仕事を独立されるに至った経緯ってどんなものだったんですか?

キャリアウーマンから二世代同居の専業主婦へ、心理的葛藤も大きく、
人間の心の深みを探りたくなりました。
以前から興味があった心理学やカウンセリングの道に進んでみたいと思うようになったんです。
働き方や子供の教育、家族間の問題など様々あると思いますが、
背景を辿っていくとコミュニケーションの問題に行きついたんです。

自身の人生の蓄積の中で様々な体験を得、
人間の心理を体系的に学びながらカウンセリングという形で社会のお役に立ちたいと考えました。
また、人間関係を円滑にするコミュニケーションや社会的なシステムなどにも
関心を持ち解決していきたいとも思いました。
そんななかで周囲からの勧めもあって独立したという感じです。

-独立される際不安などはありませんでしたか?

様々ありましたが、日本国内でも心理学やカウセリングに対する認知や理解が
徐々に浸透してきているタイミングでしたし、
何より社会問題として、いじめや、家族内の問題、不登校、教育、鬱病などが取り上げられていたので、
お困りである方は多いのではないか?と思いました。

独立してからは営業や公共団体、医療機関などとの提携などいろいろな活動をして、
今に至るという感じです。

-森友さんが思うカウンセリングの価値とはどう行ったものでしょうか?

そうですね。
過去を振り返って反省するのではなく、今後将来どうなりたいかという部分にスポットを当てることで、
自分の長所ややりたいことを考えポジティブな発想で考えることこそが価値だと思いますね。
まさしく心理療法の一つ、ソリューションフォーカスアプローチですね。

私自身もそうですが、ひとつの経験だけを切り取ってマイナスとして捉えるのではなく、
少し視野を広げて将来も見据えて全体的にプラスにしていくことが
カウンセリングを通してできることなのかなと思います。

-その中で今の「働き方」についてはどうみられていますか?

もともと私が働いていた時代にあった、男性は仕事をして、女性は家事や育児をすることが常識だというシステム。
このシステムを前提に考えるといろいろと制約が出てくると思いますが、
その前提を取り払うと新たなシステムが必要となる。
そこに対応する考え方や仕組みが整っていないように思います。

例えば、女性がもっと働きやすい環境になった時に、
子育てや育児ってどうするの?という問題が出てくる。
現在はベビーシッターなどが出てきましたが、一般的ではないですよね。
一般的になるためにはベビーシッターの必要性やメリットなどが世間から受け入れられて、
社会的認知が高まり、新しい常識と言いますかシステムに変わる。
そんなイメージです。

-カジュアルワークについてについてどう思いますか?

便利だと思います。
今まで優秀で埋もれているにはもったいない方々の活躍の機会が出てくると、
その方にもメリットがありますし、機会を提供している企業にもメリットがあると思います。

人それぞれ「自分を最大限生かせる場」があると思っているので、
それを探して見つけることって大変難しいと思うんです。
その難しい部分を手助けできるひとつのきっかけになるんじゃないかと思います。

私がそうだったように、自分の働き方は自分で決められるという感覚を多くの方に持っていただきたいと思います。
言わば、自分の働きたい場を見える化する。
そんな考え方になったらいいなぁと思いますね。

-「自分の働きたい場を見える化」ですね。

ありがとうございます。本日は大変勉強になりました。

ありがとうございました。

*参考
クリアハート カウンセリングサロン主宰
お問い合わせはこちらまで(http://clear-heart.com/kbt/)